ジェット・リーと言えば”アクション”というイメージだったけど
この作品ではそれを封印
どころか
普通の中国人のお父さんになりきった風貌にちょっとビックリしたかも
自閉症の一人息子を
男手一つで育ててきた父親が不治の病に冒される
そして
映画の冒頭はいきなりの心中シーンなのだが
淡々と積み重ねられていく親子2人の日々の暮らしの描写は
重苦しいばかりでは無く
たった2人だけの愛情に満ちた家族のありように感動する
周囲を取り巻く人々とのエピソードもよく考えられていると思う
映画の最終章では
親が子に残すべきものは本当は何なのか?を
考えさせられる
さらに
もし自分がこの親の立場なら・・・と想像してしまう
親子関係や愛情の根源へと思いを馳せさせてくれる良質な作品だった
日頃
ハングルや中国語作品を敬遠してたけど
ゴメンなさい、かな