映画「クリスマス・ストーリー」


ミニシアター”シネモンド”に出かけるのは1月以来か

5月も終わりの今日この頃
全く季節感の合わないフランス映画
「クリスマス・ストーリー」を見てきた

幾つになっても貫禄の美しさのカトリーヌ・ドヌーブ

くらいしか知らない
フレンチ音痴の私なんかが見ていいのかな?

怖じ気づきつつ映画館のシートに座ったのだったが・・・

フランス映画を観るといつも感じるのは
文化(価値観)の違いのすごさ

カトリック教国であること
ユダヤ教徒との関係性
「個人」というものの確立の仕方の想像も付かない日本との差
個と個の距離感の違い
男女の「愛」が人生に与える影響やそれを探求することへのどん欲さ
親子関係が決して夫婦関係の上位には来ないこと
貞操観念の違い、或いは、宗教観と貞操観念との関係性への違和感
イタリア映画などでも感じる、徹底的に訓練された「会話」の手法と機微への驚きと憧れ

紙芝居で見せるプロローグから始まり
計算しつくされた構成力には脅かされる
見せますねよねぇ”デプレシャン監督”

登場人物の各々が驚くほど重要な役割を担って登場していて
それらが絶妙に絡まりつつ物語が進行していく

フランス文化に疎いせいで
あちらこちらで
「え?これってフランスじゃ普通なの??」
という疑念が頭をよぎる

その感じはラストまで
たたみ掛けるように私の中に積もっていく

フランスにおけるクリスマスは
日本じゃ、お正月みたいなものかな?
でも、最近の日本で、
こんな風にちゃんとお正月して
家族が集まったりしてるのかな?

フランスの家族の密度って
むしろ日本より濃い気がする

なんて思いながら
ちっとも長く感じない2時間半を
映画館のシートで過ごした

家族の抱える問題や
心の葛藤には
結局、国境なんかないんだな

映画を観た後で
あちこちの映画評なんかを読んだら
じわっと理解が深まったかも

も一回観たいな

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