『シングルマン』〜美しすぎる男たち


やっと
「シングルマン」を見れた。(^_^)v

私にとっては、少々敷居の高いミニシアター”シネモンド”へ
たぶん2年ぶりぐらいで出かけるモチベーションになったのが
この「シングルマン」

映像も
音楽も
役者も
’60年代のファッションも
どこをとっても美しすぎる。
劇場では、夢中になっているうちに見終わってしまい
見終わって3日経った今も余韻が消えない。

「愛する者を失った人生に、意味はあるのか。」
16年間連れ添った恋人のジムをある日突然失って8ヶ月。
主人公のジョージは孤独に打ちのめされ、死を決意する。
実際には見ていないはずのジムの遺体に
自ら死の接吻を施す悪夢にうなされて目覚める
いつもの朝。
今日、人生にピリオドを打とう、と決めたその一日を、丁寧に丁寧に映像化している。

台詞のない表情や仕草からジョージの悲しみと孤独がにじみ出る。
亡きジムへの愛の深さが回想シーンからにじみ出る。
見ているこっちは胸が締めつけられる。

しかし同時進行で描かれる
淡々と計画通りに運ぶ筈の、ジョージの最後の一日には
予定には無い出会いと会話がちりばめられている。

死を覚悟したことで
世界が新鮮なものに変わることも
あるのかも、しれない。

そうして
運命の最後の一日が終わるとき・・・

ミッドライフクライシス
とか
ミドルエイジクライシス
とかいう言葉があるらしいが、
わたしも当にその年代のせいなのか?
「愛する者を失った人生に、意味はあるのか。」を
本当に考えてしまっている自分に気付く。

多くを手に入れたと思っても
たったひとつを失うことで人生の意味を見失う。
人間とはやっかいな生き物だ。

それにしても
恋人ジム役のマシュー・グード
カルロス役のジョン・コルタジャレナ
の圧倒的な美しさは
なんなんすかっ!

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