鳥つながりで ”沼田まほかる”

すごい久々に
文庫本を3冊購入。

きっかけは
話題になっている
爆笑問題 太田光の「マボロシの鳥」

この作品を読んでみようかなぁ

amazonをクリックしたところ

一緒に引っかかってきたのが
沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」

”鳥”つながり、らしい。

そんなこんなで、
結局購入したのが
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)

猫鳴り (双葉文庫)

音もなく少女は (文春文庫)

沼田まほかるの2冊はともかくとして
最後の”音もなく少女は”は、
うーん、ジャンルでつながったのかなぁ・・・(-_-)

エンターテインメントとして
一番引き込まれるのは最後の1冊。
最初から最後まで
退屈するところ無く、自分から遠い設定と、色濃い異文化の香りで想像力が掻き立てられ、一気に読める。
私にとって、最も引きつけられるのは、底流にある宗教観。
翻訳ものを読むとき、よく感じる魅力のひとつなのだが
私がキリスト教圏の人間だったら、全く距離感が変わるのか?

沼田作品の2冊は
怖いぐらい身につまされる小説。
自分自身の誰にも言えない内面を
ぐいぐい引きずり出されるみたいで
恐怖と驚きで身が硬くなる。

飼い猫とのかかわりの中で
癒されていく登場人物たちを描く「猫鳴り」。
しかしその表現方法は一筋縄ではいかない。
そこがリアリティを感じさせる。
最後の章にきて
ついに飼い主自身が、
怖くて仕方ない自分の”死”への心の準備をするあたりも
やはり身につまされて
思わず唸ってしまう。

更に「彼女が名前を知らない鳥たち」に到っては
ある意味デジャヴか?と思うような
登場人物たちの設定とディテール。
どーしよ、どーしよ、と背筋が寒くなりながら
読むのを止められない。
今も、
これを書きながらぞわっと身震いしてしまいそう。
主人公「十和子」のその後が気になるラストである。

長いこと活字離れしてたので
本が読めなくなってるんじゃないかという不安を抱えながら読み始めた割に
作品が面白かったせいか
3日間で集中読破。
超寝不足。

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