映画『カラフル』


久々に、息子2人と映画館へ。
楽しみにしていた「colorful」です。

森絵都さん原作の、と言っても
この作家さんの作品を全く読んだことがない。
というか、この頃めっきり活字離れしてる。
なので
先入観なしで、CMで流れるマイケルくんの関西弁に惹かれて見に行ったようなもの。

まずひとつ言えることは
アニメ作品を見てるってことを忘れそうになる。

「おめでとうございます。あなたは抽選に当たりました。」
という台詞で始まる、軽妙なプラプラのトークにもかかわらず
前半は暗くて重い。
罪を犯して死んだ魂は、輪廻のサイクルから外れ消滅してしまうという設定がまた怖い。
いや、輪廻する方がむしろ怖いのか?
そこはさておき
抽選に当たった魂だけが再チャレンジってシステムもどうよ。。。
なんて思っているうちに
<ぼく>の魂は、下界で自殺したばっかりの<小林真>の体でホームステイをすることに。
長くても半年のうちに、犯した罪の記憶を取り戻さなければならない。

アニメーションとして印象に残るのは
玉電とか二子玉川とか等々力渓谷などの美しい背景画像。
でもこの作品はそういう映像に見とれて浸っていられるのはつかの間。
物語は後半どんどん盛り上がり、ややこしい感情のもつれが徐々にほどけて、感動で涙が溢れる。
隣に座ってた我が家の小学生も珍しく涙をぬぐってた。

ちょっとしたきっかけがひとつあるだけで
家族のありがたみを思い出すこともある。
たった1人だけでも学校でしゃべれる友達がいるだけで
世界がぜんぜん違う色になることもある。

一緒に暮らしてる家族にも
いつのまにか自分勝手なレッテルを貼ってしまって
相手の全体を見ようとしなくなるってこと
あるよなぁ・・・。

この物語の主人公と彼の通う中学校、彼の家族の設定はなかなかにややこしいのだが、
これを「そんなヤツ滅多にいないよ」と取るのか
「あり得るかも」と取るのか?
思春期の子供達は
どんな風に感じたのかな?
と気になる作品でありました。

色々あった大人目線だと「あるな」なんだけどね。

で、amazonで森絵都作品を注文してみたりして。

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